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ぼかしはぼかしでも ―「効果」のぼかしの違い―

ぼかしはぼかしでも[効果→スタイライズ]のぼかしは線幅/効果も拡大・縮小オプションで拡大縮小できるが、[効果→ぼかし→ぼかし(ガウス)]や[効果→ぼかし→ぼかし(放射状)]はできない。そんな風に、“ぼかし”と一口で言っても、ものによって扱いが違うので、時には注意しなければならない。
今回は、ぼかしの特徴・特性のメモ。

bokashi1.png
スタイライズのぼかしは線幅/効果も拡大・縮小オプションでオブジェクトと一緒に拡大縮小できる。オブジェクトだけ大きくして、効果の設定は変えないことも出来る。書類のラスター効果設定(※)で解像度を変えても、ぼかし幅は同じ。(荒くはなる。)


bokashi2.png
スタイライズのドロップシャドウはスタイライズのぼかしと同じように線幅/効果も拡大・縮小オプションでオブジェクトと一緒に拡大縮小でき、ラスター効果設定を変えてもぼかし幅は変わらない。


bokashi3.png
ぼかし(ガウス)はオブジェクトの大きさが変わってもぼかし度合いは変わらず、線幅/効果も拡大・縮小オプションのチェックはしてもしなくても効果の数字は変わらない。また、書類のラスター効果設定で解像度変えると、それに比例してぼかし度合いも変わる。


bokashi4.png
ぼかし(放射状)はオブジェクトの大きさが変わると比例して効果も変わるが、変えたくなくても、大きさが変わると比例してかわってしまう。つまり線幅/効果も拡大・縮小オプションのチェックはしてもしなくても同じ。書類のラスター効果設定で解像度を変えても、ぼかし幅は同じ。(荒くはなる。)



 ※「書類のラスター効果設定」の設定ウィンドウ。CS2では「ドキュメントのラスタライズ効果設定」という。


bokashi5.png



作業途中で書類のラスター効果設定の解像度を変えると

「効果」の中には、ぼかし(放射状)のようにオブジェクトの大きさなどに比例して効果のかかり具合が変わるもの(この系統は書類のラスター効果設定で解像度を変えても滑らかになったり、荒くなったりするだけ)や、ぼかし(ガウス)のように解像度やその類に依存する効果設定もあり、注意する必要がある。書類のラスター効果設定で解像度を変えると効果の大きさやかかり方が変わる効果が特に注意すべきところ。

例えば、ありがちなのが、データ入稿できる印刷屋さんにデータ入稿する時、印刷屋さんに渡す直前の段階になって、印刷屋さんに言われたり、自分で気づいたりであわてて変更し、見た目が変わったのに気づかずそのまま出してしまったりだとか。といって、ラスター効果設定が初期値72dpiのままにすれば、効果の部分が荒くなってしまったり、時にはモザイクかかったように見えたりするので、そのままというわけにもいかない。
失敗しないようにするには、作業の初めに印刷用として作るのか、Web用として作るのかなどをはっきりさせて始める。それによって解像度やカラーモード、書類設定などを初めに設定する。結局そういう基本的なことがミスを減らす。


具体的にどう変わるのか、何が変わらないのかのメモ ―ぼかし(ガウス)―

ぼかし(ガウス)は、書類のラスター効果設定で解像度を変えると、それに比例して設定の数値を変えないと見た目が変わってしまう。

「書類のラスター効果設定」の解像度が違うと、同じ数字でもこのようにぼけ具合が違う↓

ぼかし比べ

解像度の数値を変えると、すでに作ってあったオブジェクトは、変更に比例して上のように見た目が変わってしまう。
右端が72ppi、150ppiにした場合が真ん中、右が300ppi。

なので、もし、途中で解像度を変更したなら、オブジェクトのぼかしの数値を変えてやらなければならない。変更は、アピアランスパレットの「ぼかし(ガウス)」をダブルクリック。すると、初めに効果をかけた時の設定ウインドウが表示されるので、そこで変更する。

bokashi7.png

72から150に変更したなら150÷72=2.08倍。72から300にするなら300÷72=4.166倍。
例えば、72のとき4.0pixelだったら、150にしたら8.4pixel、300にしたら17pixelに。↓

bokashi6.png 72ppi時

bokashi9.png 150ppi時

bokashi10.png 300ppi時

すると、だいたいよい。↓(サンプルのオブジェクトは10mmくらい)

ぼかし比べ


しかし、特に小さいオブジェクトだと解像度を上げたときはもっと数字をあげないと同じでないように見える。ピクセルの数の違いがそのまま出てる感じ。

例えば1mmくらいのオブジェクトを72のとき0.5pixelだったのを150にして1pixel、300にして2pixelにすると、こんな風に。↓ 計算上の数字では合っているけど、見た目が違う。

ぼかし比べ

まあ印刷とかするとわかんないくらいだけど。モノが1mmですから。
(Illustrator 10.0.3)



<参考・書類のラスタライズ効果設定を変更することに関連した説明のあるページ>

[2074][Illustrator]ラスタライズ効果設定(ラスター効果)の解像度の違いによる「効果」の仕上がりイメージの違いについて -吉田印刷所
http://blog.ddc.co.jp/mt/dtp/archives/20060815/130745.html
 ※解像度の違いによる滑らか具合などの説明。

Illustrator CSデータのご入稿方法 -印刷通販プリントパック
http://www.printpac.co.jp/contents/pdf_creation/illustrator11_2.html
 ※解像度を変更すると見た目が変わるものとないものがあるという簡単な説明。
2007/12/21 ( Fri )  16:28:57 | Illustrator | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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