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JPEGと画質の劣化とIllustratorからのPDF保存

JPEGは“保存を繰り返すと劣化する”という話は有名だが、まだ知らない人は大勢いるようだ。というより気にしていない(気づいていない?)のかも。(某役所の仕事で写真素材のデータをコピーしてもらったとき、横から見ていたらJPEGを開いて―ペイントだか画像とFAXビューアだかで―MOに別名保存してたよ。…いやいやエクスプローラでファイル開かずにコピーしてくれよ。)
“保存を繰り返すと劣化する”のはジェネレーションロスとも言うらしい。例えば、書類をコピー機でコピーそのまたコピーと繰り返していくと、だんだん文字が丸くなったり太ったり埃が濃くなってくっきりした点になったりだとか、テープからテープへのダビングを繰り返すとノイズが多くなったりとか、そういったものを指す言葉らしい。

ひとつ書いておきたいのは“JPEGで保存すると劣化”という表現は画質の視点から見ての“劣化”であって、ファイルサイズの観点からは“最適化”なのだということ。圧縮はイコールで劣化を指す言葉ではない。
繰り返し作業して保存するには不向きだけれど、その作業成果を他の人に見せるような場合に、元の大きなファイルサイズのファイルを見てもらうよりJPEGに書き出して絵柄の見た目はほとんど変えないままファイルサイズだけ小さくするといった場合に適している。


圧縮率は保存時に選べる(アプリによる)。例えば、Illustrator10の「Web用に保存」では、設定ウインドウの右上に画質を調製するところがある。↓

jpeg_window.png

それぞれ、違う画質で保存したもの
↓ 画質:100
  (4.81 KB)
画質:100
↓ 画質:30
  (1.27 KB)
画質:30
↓ 画質:80
  (2.85 KB)
画質:80
↓ 画質:10
  (1.01 KB)
画質:10
↓ 画質:60
  (2 KB)
画質:60
↓ 画質:0
  (0.89 KB)
画質:0

数字が大きいほど滑らかできれいに見えるが、数字が小さいほうがファイルサイズも小さくなる。滑らかさというか、モヨモヨの出方は数字が同じでも画像によって違う。色味や画像全体が線的か面的かでも違う。赤系はモヨモヨが出やすいだとか、線画の線の周りや色味が変わるところでモヨモヨが出やすいとか。写真のようないろんな色が入っていてベタ塗りの部分が少ない画像がJPEG圧縮の画質の劣化が分かりにくい画像。

とにかく、JPEG形式が軽くなるのは「圧縮するから」であり、JPEGの圧縮には画質の劣化(モザイク状にモヨモヨになる)が伴う。もちろん、JPEG形式のファイルを保存する場合だけじゃなくて、IllustratorからPDF保存するときに表示されるオプションウィンドウの「圧縮」タブでの「ダウンサンプル」の圧縮形式なんかにも当然、影響する。この項目は“JPEG形式で保存するとき劣化する”こと以上に気にされてはいないのだけど、ここをデフォルトのままで保存すると、意図しなくても配置画像にJPEG圧縮がかかりモヨモヨが出た画像でPDFになることもある。逆にここで設定することで、別名保存したPDFはその元ファイル(aiなりepsなり)の配置画像より解像度を一括して落とすことも出来るし、まったく劣化させないことも出来る。

JPEG -Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/JPEG
2007/12/30 ( Sun )  14:14:13 | 画像 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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