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アウトライン化すると最終行がずれる

スレッドテキストのアウトラインを作成すると最終行にずれが生じる(Illustrator CS/CS2)
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/230/ts_230750_ja-jp.html
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?230750+002

について。ちょっと違う、ちょっとだけ簡単な方法を見つけたのでメモ。
スレッドテキスト。文字のボックスを鎖でつないでリンクさせて文字を流し込む形のテキストボックス。その設定が均等配置の時、それをアウトライン化すると、文字がずれる。
↓例えばこんな具合。

選んで

                     

アウトラインを選ぶ

                     

すると均等配置だけずれる

「均等配置(最終行左揃え)」と単純な「左揃え」「エリア内文字オプション」で分割した3種類を同じように分割すると、均等配置のものの左のボックスの最後の行が文字がずれる。判りやすいように下にアウトライン化してないものを橙で重ねてみた。

↓拡大するとこんな感じ

ずれてる

均等配置でなければ大丈夫だし、エリア内文字オプションで設定したものならそれも大丈夫。




このように、[均等配置(最終行左揃え)]、[均等配置(最終行右揃え)]と、上記サポートデータベースには書いていないけど[均等配置(最終行中央揃え)]も、そのまま文字をアウトライン化すると、次のテキストエリアに続く両端揃えになっている行において、文字がずれる。初めから出来ないのではなく、アウトライン化すると変わるなんて困る。

上記サポートデータベースに書いてある方法だと、スレッドでつながっている始めのボックスから1つづつアウトライン化するのが一番楽そうだ。(他の2つは文字の最終行を両端そろえにする作業をしないといけない)
↓こんな具合。

始めのボックスだけ選択

                     

アウトライン化

が、なんて面倒くさい…他に方法はないのか?と色々試した結果、別の方法を見つけた。完全な解決策とはいえないけれど。


スレッドのかたまりをグループ化して「透明部分を分割・統合」からアウトライン化する。これでずれない。クリッピングマスクでもOK。1つづつグループにする必要はないく、いくつかまとめてグループ化してもOK。グループにパスなど他のオブジェクトが含まれていても問題ない。

選んでグループ化

                     

透明部分を分割・統合

                     

設定ウィンドウで、ラスタライズとベクトルのバランスを100にし、「すべてのテキストをアウトラインに変換」にチェック。

透明部分を分割・統合

                     

完了

↓拡大してみると。下に橙色でアウトライン化していないものを重ねてあるが見えないのでずれていないと分かる。

完了拡大


但し、いくつか注意点がある。

◆ グループ化作業時に注意
グループ化はオブジェクトの順番を変えることがあるので、注意する。例えば、文字オブジェクトだけ選んでグループ化してしまうと、全てが一番上にあった文字の位置に上がってしまうので、上下関係が崩れることがある。そうならないように注意する。
また、テキストの回りこみを設定したオブジェクトがあったら、一緒にグループ化しないと回り込みが解除されてしまう。
回り込みのオブジェクト


◆ 上下関係に注意
文字オブジェクトだけを選んで透明部分を分割・統合の処理を行うと、処理した中の一番上にあったものとグループ化されるので、他のオブジェクトなどとの前後関係が崩れることがある。レイヤーが違っても、上位にある一緒に処理した文字のレイヤーに移動してグループ化してしまう。

↓例えば、こんな具合。文字と文字の間に星型のオブジェクトがある状態で、文字だけを選択して透明部分を分割・統合すると、下の文字も上の文字の位置に来てしまうので、星が下にいってしまう。

文字だけ選択して

                     

ずれずにアウトライン化されたが

  ↓選択を解除して見ると

選択解除

(間にあるオブジェクトに「透明部分を分割・統合」の処理を行ってもかまわなければ、一緒に処理してしまえば上下関係は変わらない。)


◆ 透明や効果に注意、オーバープリントに注意
「透明部分を分割・統合」を行うので、透明を保持するか、オーバープリントを保持するかを選ぶことになる。同じファイル上に両方がある場合には(同じオブジェクトに両方があるとおかしなことになるので、やらないけど)、まとめて処理すると色が変わったり見た目が変わったりすることがある。例えば、「アルファ透明部分を保持」にチェックして処理すると、透明度は保持されるが、オーバープリントは解除される。逆に、「オーバープリントと特色を保持」にチェックして処理すると、オーバープリントは保持されるが、透明度は分解されて画像になったり、オブジェクトの色の%が変わったりする。

一緒に処理を行ったオブジェクトに効果のドロップシャドウなどがかかっている場合、分解されて埋め込み画像になる。また、それが文字に絡んでいると、小さな画像がたくさん出来たりしてしまう。
↓例えば、こんな具合。文字と文字の間に星型のオブジェクトがあり、その星型には効果でドロップシャドウがかかっている。これを全て選択した状態で透明部分を分割・統合すると

全部選択して

                     

ずれずにアウトライン化されたが

  ↓拡大して見るとこう。文字のパスはクリッピングマスクで、文字の周りに見える四角が埋め込み画像。

選択解除


◆ 線を設定してある文字に注意
文字に線が設定されているとそれも一緒にアウトライン化される。(点線は点線状にアウトライン化されるので、見た目が変わるわけではないけど。)

点線もアウトライン

                     

点線もアウトライン




類似として、均等配置のテキストに効果(例えばドロップシャドウやオフセットなど)をかけたり、アピアランスで線や塗りを追加したりすると、アウトライン化しなくても同じように文字がずれる。アピアランスや効果を使うと均等配置が効かないのだ。

ちなみに、v10までは起こりません。CS3でも改善されているようです。

(Illustrator 12.0.1)
2008/02/26 ( Tue )  12:38:35 | Illustrator | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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