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Word、Excelなどから文字をコピーしたIllustratorファイルは壊れることがある

Illustrator で印刷用のデータを作るにあたって、Word・Excelなどで原稿が来ることも多い。そのデータのコピー方法にはいくつか方法があるけどWord・Illustrator両方を開いて、単純にコピペして、色を調整したりするという方法が簡単。…しかし、そこに落とし穴があったのだった。
Word、ExcelなどからIllustratorに文字をコピーしたファイルは、条件がそろうと壊れる。
あるとき、単なるテキストではなく、文字の大きさやレイアウト、図形なども入っているデータが来て(けして珍しいことではない)そのまま使えばよいとのことで、いつもどおりコピペしたのだが、保存して一旦ファイルを閉じた後、再び作業するのに開こうとしたら、エラーが出てしまった。ファイルは一応、開くには開いたけど一部情報が飛んでしまったようだ。“ありゃ、さっきせっかくWordからコピーしたとこが無くなっちゃったぞ”ともう一度コピペした。しかし、気になったので、そこで一度保存して閉じて再び開こうとしたところ、同じエラーが出た。

どうやら、ファイルはたまたま壊れたのではなく、Wordからコピーしたデータに問題があるためだったらしい。エラーメッセージから問題は文字関連にあるとふんで確認してみると、*の付いた代替フォントが混じっていることが分かったのだが、それがオカシイ。「MSゴシック」に*が付いているのだ。使っているPCはWindows XP。当然、「MSゴシック」は普通に入っている。なのにその他に「MSゴシック*」というのがある。“えー?なんで”と元のWordのデータ見るけど、普通にMSゴシみたい。でも何かあるはず、とよく見たらWordで「太字」になっていた。

Wordからコピペ

↑このファイルを保存し、一度閉じてから再度開こうとするとエラー↓が出る

エラー
“イラストレーションを開くことができません。このイラストレーションには不当な、または配置の誤ったオペレーターが含まれています。”


そこで、Wordから文字をコピーしたものを調べてみると…

文字設定パレット

↑文字設定パレットで見ると「MSゴシック」なんだけど、「文字>フォントの検索・置換」から調べると「MSゴシック*」があり↓、検索するとちゃんとヒットする。

フォントの検索・置換


どうやら、Word、Excelなどで文字が「太字」太字や「斜体」斜体のスタイルにしてあるものをllustratorに貼り付けると代替フォントになるようだ。その中でも、フォント名にスペースが入っているものをそのままにして保存してしまうと次に開くとき、エラーになってしまうようだ。フォント名にスペースが入っていなければ代替フォントにはなるが、エラーで開けない現象は起きない。「太字」「斜体」以外の「下線」(アンダーライン)下線や「囲み線」囲み線「文字の網かけ」文字の網かけなども問題ないようだ。

また、これは文字入力中以外にペーストするときの話で、文字ツールで文字を入力中にペースト(文字のカーソルがペコペコ点滅しているときにペースト)するのも問題ない。


フォント名にスペースがあるものに限るのは代替フォントのフォント名のスペースが何やらいたずらするのだろうか? よく使われているMSゴシック、MS明朝がダメなのは痛い。また、他にもいくつか試してみたが、OTFはみんなダメだった。「○○ Std」「○○ Pro」とか、みんなスペースあるからだと思う。

エラーになると開かなくなるわけではなく、開くのは開くのだが、問題のある文字より上にあるオブジェクトを全て読み込まなくなる。なので、コピーしたときに一番上にあれば、それだけが消えるが、下の方のレイヤーにコピーして置いた場合、その貼り付けたレイヤー内の文字を置いた位置より上にあるものはもちろん、そのレイヤーより上にあるものはレイヤーごと全てふっとぶ。


対処方法としては
閉じる前に、「文字>フォントの検索・置換」から*の付いているフォントが無いか確認して、あればちゃんと置き換えてから保存する、がまともな方法。

…とは、言っても気づくのは大体、エラーが出てから。そうなったら「配置」してみる。
aiファイルを保存するときに「PDF互換ファイルを作成」にチェックをしていれば、ファイル名の拡張子をaiからpdfに変えてやり、別ファイルに配置してやると1レイヤーにはなるが、復元できる。(拡張子を変更するのはv10の場合で、CS2ではaiファイルも配置できるので拡張子を変える必要は無い。)

(Illustrator 10.0.3,12.0.1、Word 2003)


-2008.6.9追記-

アドビサポートデータベース 文書番号:221843
Office製品から Illustratorへ文字をコピー&ペーストすると、ファイルを開く際に「不正なオペレータ:(フォント名)」が表示される
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/221/ts_221843_ja-jp.html
http://support.adobe.co.jp/faq/faq/qadoc.sv?221843+002
2008/06/06 ( Fri )  17:26:05 | Illustrator | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<ページツールをダブルクリックすると、原点も移動する | ホーム | サブレイヤーの利用法 ファイル間のレイヤーコピー>>
コメント
* >対処方法
後に編集できないというデメリットがありますが、テキストをアウトライン化すれば問題ないですよね。
by: 通りすがり * 2008/06/27 ( Fri )  16:01:06 | [ 編集] | page top↑
* Re:>対処方法
アウトライン化は単に次に開くときのエラーを回避したいだけなら有効ですね。

しかし、*がついているということはフォントが化けてます。例えば日本語フォントの化けたものは全部「MSゴシック」の形状で表示されています。MS明朝だったものもMSPゴシックだったものも、MSゴシックのフォント形状のまま、つまりコピー元のWordなどとは見た目も違うまま、アウトライン化されてしまいますので、そういったミスを起こさないためにもフォントの検索・置換での確認をお奨めします。
by: chiru * 2008/06/27 ( Fri )  23:51:12 | [ 編集] | page top↑
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