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「余分なポイント」を選択の注意点

Illustratorには「余分なポイント」を選択する機能がある、が、v10(以前)とCS2以降では選択されるものが異なる。(CSは身近に無いので確認していない。)v10,CS2~CS4のどのバージョンも余分ではないものを選択することがあり、選択したものを確認せず削除する(Deleteキー押す)のは問題が生じる可能性がある。
まず、何が選択されるのかのテスト用に適当に余分なものと必要なものをセット。

[画像: テスト用]


オブジェクトをアウトライン表示する、制御文字を表示するとそれぞれこう↓

[画像: テスト用、アウトライン表示]  [画像: テスト用、制御文字を表示]


右側の列「アピアランス」は塗りも線も色なしにした上に、アピアランスパレットにて新規に塗りを追加し、その色をK100%にした。見た目は一番左の「塗りあり」と同じだが、構造が違う。

「テキストパスのみ」は文字に色がつけてあるが、パスをテキストにはしたが何も入力してはいないので実際には何も見えない。「テキストパスのみ(パスのみに色)」は文字の色は線なし塗りなしだが、テキストの一部であるパスだけをダイレクト選択ツールで選んでそこに色を付けてある。「エリアパスのみ」「エリアパスのみ(パスのみに色)」も同じで「エリアパスのみ」が文字に色が付けてあり、「エリアパスのみ(パスのみに色)」はパスだけをダイレクト選択ツールで選んでそこに色を付けてある。「マスクのみ(マスクのみに色)」は、クリッピングマスクを作成した後、マスクされていたオブジェクトだけを削除してしまい、マスクのパスだけ残したもの。「パス(☆)をマスク(マスクに色)」は星の形をしたグラデーションの塗りのパスをクリッピングマスクしたもの。やはりマスクだけを選択して色を付けてある。(こうするとマスクのパスに付けた色は背景色になる。)

孤立点(パス)にアピアランスで色がついているところはこんな↓具合。
[画像: 孤立点(パス)にアピアランスで色がついているところ]

文字(ポイントテキスト)にアピアランスで色がついているところはこんな↓具合。文字は線なし色なしでアピアランスで塗りを追加している。
[画像: ポイントテキストにアピアランスで色がついているところ]


で、[選択→オブジェクト→余分なポイント]を実行した結果のまとめが以下。

[画像: まとめ]


詳細:v10の場合

v10の「余分なポイント」で選択されるものは以下のとおり。パスの孤立点、文字のポイントテキストの孤立点、そしてポイントテキストの半角片仮名が1文字だけのもの。色は関係ない。

[画像:

この内のポイントテキストで1文字だけの半角片仮名が問題になる。これはかぎカッコの半角(「」)や中点の半角(・)も含まれる。(これらは英数半角の仲間ではなく、半角片仮名なので。)「余分なポイント」を選択してそのまま削除するとこれらの必要な文字が削除されてしまう。
また逆に、スペースだけのテキストや、空のテキストパス、空のテキストエリアは選択されないので、別に見つけるか、オブジェクトメニューのパスを削除する方を使うことになるが、このオブジェクトメニューの方はこれまた別の問題がある。(ので、自分は使ってない。しかもこちらはいきなり消えるので、何が削除されたか、削除してもいいものだったのかどうか確認もできないのがかなり危険。例えば、埋め込み画像でクリッピングマスクしてあるものが消えることがあるが、オブジェクト順序等も関係するようで、必ず消えるともいえない。詳細は調べていない。逆に、消えなきゃいけない孤立点が消えないこともある。)
また、パスの孤立点でもブラシが適用してあって、記号として使っていることもあるが、これらも選択される。(ブラシが適用してあっても孤立点は孤立点という扱いらしい。)


詳細:CS2~CS4の場合

CS2~CS4はどれも同じだった。サンプルでCS2の画像(表はv10のと同じものを使っているが、テスト用のオブジェクトは念のため各バージョンで作り直した)。

[画像: 余分なポイントで選択CS2]

パスの孤立点、文字のポイントテキストの孤立点に加え、v10では選択されなかったスペースだけのテキストや空のテキストパス、空のテキストエリアも選択される。ただし、塗りも線も色なしになっている文字全般も選択されてしまう。孤立点ではないパスは色なしでも選択されないので問題があるのはテキストだけのようだ。そしてそれは、アピアランスで色が与えてあっても同じ。(CS2~の方がv10よりたちが悪い!)文字の色なくしてアピアランスで色つけることなんてよくあることだ。実際にテンプレートにだってその作りのテキストが入っている。文字にグラデーションの塗りができるって「売り」じゃないのか? それ全部「余分なポイント」として選択された日にゃ、どうしろと?
パスの孤立点にブラシが適用してあっても選択されるのはv10と同じ。


まとめ


というわけなので、「余分なポイント」を削除したいときには、まず選択されたものを全部確認するのが吉。特に自分が作ったのではないデータで選択して一気に削除するのはやってはいけない。確認方法は、1つづつ見るのが基本だが、書類情報などで確認したり、全てを新規書類にコピーして確認でも可。ただ、たまに、文字を入れようとして忘れてそのままになっているのを発見することもあるので(つまり、必要な文字が入力されていなくて孤立点だけあるとか)できれば新規書類に貼り付けではない状態で確認した方が別のミスに気づく確立も上がるので一石二鳥。

ちなみに、v7やv8の場合で問題があるケースもあるようだ。
Illustrator 8.0 / 7.0:半角+全角のテキストも孤立点として選択されてしまう(Adobeサポートデータベース)
http://go.adobe.com/kb/ts_213437_ja-jp

(XP Illustrator 10.0.3,12.0.1,13.0.3,14.0.0)
2009/08/21 ( Fri )  11:32:46 | Illustrator | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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