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Illustrator CS5の破線の調整

CS5の新機能の一つ、破線の調整について。
CS5からパスの角とオープンパスの端に必ず実線部分が来るようにというオプションが選択できるようになった。
線パネルに、[ボタン画像][線分と間隔の正確な長さを保持](従来のかたち) と、 [ボタン画像][長さを調整しながら、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列] を選択するボタンができて選べるようになっている。後者を選ぶと、「線分」と「間隔」に入力した数字にできるだけ近い値で調整し、パスの角と端には必ず線があるように自動で微調整してくれる。

最初にWebなどで見たサンプルの画像が左右対称ものばかりだったので、そういうケースしか対応してないのかと思ったが、試すとそうではなく、“角”と認識するアンカーポイント間ごとに調整してくれるらしい。(角度が135度より小さいと“角”と認識するようだ。)アンカーポイント間が長いと見た目の誤差はほぼ感じられないが、狭いと変に広くなったり狭くなったりする。
[画像:従来の破線]
これがこうなる 
[画像:CS5で選べる破線]

[画像:従来の破線]
これがこうなる 
[画像:CS5で選べる破線2]


このオプション[長さを調整しながら、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列]はアピアランス属性であるらしく、アピアランスパネルメニューの「新規アートに基本アピアランスを適用」にチェックがついていると、新しくパスを描くたびに[線分と間隔の正確な長さを保持]に変わる。

また、実線のパスを選択して線パネルで破線のチェックを入れると、直前に使っていた線分と間隔の数字が適用されるのと同様に、このオプションがどちらにしてあったかというのも再現される。(これは「新規アートに基本アピアランスを適用」のチェックは関係ない。)


◆ [長さを調整しながら、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列]破線の分割

この[長さを調整しながら、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列]はオブジェクトメニュー「アピアランスの分割」でバラける。またCS4までにはこの機能は無いので、もちろん下位バージョン形式で保存するとバラける。逆に下位バージョン保存で見た目が変わってしまうことは無い。下位バージョン保存で破線がバラバラにならないようにしたかったら、[長さを調整しながら、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列]は使わない。([線分と間隔の正確な長さを保持]は今までどおり破線のまま保存できる。)

アピアランスの分割も下位バージョン保存でのバラけ方は同じ。上記の2例の場合は↓こうなる。
[画像:アピアランスの分割をした破線]

角と端は実線(破線ではなくなる)になり、中の破線は設定値にできるだけ近い値の破線になる。破線になるものと実線になるものを色分けすると↓こう。
[画像:アピアランスの分割をした破線-色分け]


破線は線分と間隔の数値が調整され[線分と間隔の正確な長さを保持]に戻る。上の例の場合線分を10ptに設定したが、分割されたものを確認すると8.51ptや10.38ptなど分割された破線ごとに違った数字になっている。


◆ 文字への適用

文字に適用したい場合は、塗りをグラデーションにする手法と同じで、アピアランスで線を追加してやるとフォントとして保ったまま適用できる。

[画像: 文字の線を破線]

上記はテキストの1文字1文字に直接色が付いている状態。これだと破線に[長さを調整しながら、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列]は適用できないので、一旦、テキストの色は無しにして、アピアランスのメニューより「新規線を追加」する。
[画像:アピアランスのメニューで「新規線を追加」]

こうやってアピアランスパネルで文字の上に線が追加されている状態にすると、このように↓テキストのままで適用できる。
[画像: 文字の線を破線2]

この場合、アピアランスの分割をすると文字も一緒にアウトライン化される。


◆ 線分より線幅が太い場合

破線の線分より線幅が太いと見た目が変になることが下記サイトで紹介されている。

Illustrator CS5:線の強化で破線のコーナーがキチっと揃うようにはなったのですが... -DTP Transit
http://www.dtp-transit.jp/adobe/illustrator/post_1026.html

角に来る線の幅が曲がった先の実線の長さよりも長いため、はみだしてしまうのだが、これが全ての角にそろうので特に変に見える。[長さを調整しながら、線分をコーナーやパス先端に合わせて整列]を選ぶとクローズパスでも「線の位置」は[線を中央に揃える]しか選べなくなるので線をパスの外や内に逃がすことはできない。

[画像:破線の線分より線幅が太い破線]

縦線と横線の色を変えると角がどうなっているか分かりやすいかもと思って色を付けてみた。↓
61_line6s.png


(XP Illustrator 15.0.0,15.0.1)


<関連ページ>

Adobe IllustratorCS5のヘルプ - オブジェクトに対する線の適用
http://help.adobe.com/ja_JP/illustrator/cs/using/WSA1E31D7D-13E6-41ac-AA8C-4AD129B9FC1Ca.html

-2010.8.20追記-
CS5をアップデートし忘れていたようだ。15.0.1にしてもう一度確認した。
2010/08/17 ( Tue )  21:28:13 | Illustrator | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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